吉祥寺の音楽スタジオGOK SOUNDです。

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【ララバイブラザーズふたりごと 第一話】 

 年が明けたり、年度が変わったりするころになると、過ぎさった時間というヤツをいやでも想起させられます。暦上の春がやってきて、桜が咲いて、でもまだ今年が平成でいうと何年なのか覚えてなかったりして。今年が平成21年であることに、どうにかやっと馴染んだころには、もう次の年がやってくる始末。やれやれ。
 
 この物理的な時間と、我々が感じる時間との隔たりは、年齢を重ねるほどに大きくなってゆくように感じます。感覚刺激には「ヴェーバーの法則」という有名な原則があって、これは簡単に言うと、「刺激の強さの差は、基準となる刺激との比と一致する」というような意味。

 たとえば、100グラムと200グラムの重さという刺激の差は、手で持ってみればすぐ分かりますが、1100グラムと1200グラムの差は分かりにくい。100グラムと200グラムの刺激の差は、同じ比を持った1kgと2kgのそれと同様に感じるということ。これを時間について当てはめてみれば、物理時間と感覚時間の差も、ある程度説明が付けられます。3才児が振り返る一年は、いままでの人生の1/3を占ていたわけですが、還暦を迎えるころに振り返る一年は、人生のわずか1/60に過ぎません。この法則に従って感覚時間を分析すると、たとえ80歳まで生きるとしても、ハタチそこそこで人生の中間点を過ぎてしまうのだそうです。

 生き急ぐ必要を感じます。

 春という節目の季節になると、我々二人が出会った高校時代のことを思い出します。何の因果か卒業まで3年間、ずーっと同じクラスでした。いわゆる腐れ縁というヤツです。それを悲劇とみるか喜劇とみるかはさておき、なにやら運命めいたものを感じてしまいます。あるいは、ピアノとギター以外に友達もいなそうな二人を見かねて小規模な政治的意思が働いたのでは、とも思いますが。

 ともあれ、学生にとってクラス換えというのは、青春時代のベクトルを大きく左右する一大イベントです。現実に、その後10年に渡る我々の人生にまで影響を及ぼしているのだから、やはり因果なものだというほかはありません。逆に考えれば、ある種の環境変化が及ぼす影響がハッキリとした形を取るのは、それが起きてからずっと後だということでもあります。

 比喩的に言えば、時間だけが答えを知っているというヤツですね。ならば、時の不確定性に託すのは希望でありたいし、希望へ向かう意志と努力は忘れずにいたいもの。

 そういえば、今年の年明けにも同窓会があったそうです。我々だけが呼ばれてません。なんてモチロン冗談です。あれ、目から汁が…  以上、ララバイブラザーズがお届けしました!
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